最近TikTokを見ていると「グッボイくん」という音源を耳にする人が増えているのではないでしょうか。
特徴的な「GOOD BOY!」のセリフと、不思議でちょっと怖いけれどクセになる掛け合いが話題になっています。
中には「昔のアニメのキャラ?」「本当に放送されてたの?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「グッボイくん」の元ネタについてわかりやすく解説します。
グッボイくんの元ネタはアニメではなくTikTok発祥
グッボイくんはテレビで放送されたアニメのキャラクターではありません。
TikTokで活動するクリエイター・腕井亭打撲(うでいてい だぼく)さんが作ったオリジナル音源が始まりです。
その音源をユーザーがリップシンクや字幕をつけて「アニメの切り抜き風」にアレンジしたことで、本当に存在する作品のように広がりました。
つまり「実在アニメ」と勘違いする人が続出したのは、作り込みの完成度が高いからと言えるでしょう。
グッボイくんの代表的なセリフ
グッボイくんシリーズは、毎回「なんで〇〇してるの?」という問いかけに対し、無邪気に答えるのが特徴です。
その答えはやや不穏ながらも純粋さを感じさせ、最後に「GOOD BOY!」で締める流れになっています。
たとえば以下のような掛け合いがあります。
- 「なんで町にお湯をかけてるの?」
→「町さんをおふろに入れてあげてるんだ」→GOOD BOY - 「なんで怖い人に唾をかけてるの?」
→「怒った顔がとってもかっこいいんだ」→GOOD BOY - 「なんで悪い人を水に沈めてるの?」
→「今までの悪いことを水で洗い流したいんだ」→GOOD BOY
無邪気さと行動の不穏さのギャップこそが、多くの人を惹きつける理由になっているようです。
グッボイくんが広まった時期ときっかけ
グッボイくんが本格的に広まったのは2025年夏ごろです。
TikTokで音源が注目を集め、リップシンクやアニメ風動画が急増しました。
その後、YouTubeショートやX(旧Twitter)でも拡散され、短期間で大勢の人に知られるようになりました。
「本当にあるアニメ?」と検索する人が増えたことも、拡散を加速させた理由のひとつと言えそうです。
作者・腕井亭打撲さんとは?
グッボイくんを生み出したのは、クリエイターの腕井亭打撲さんです。
「昭和っぽい架空アニメ」や「フェイク広告」の映像を制作しており、リアルと虚構の境目をぼかす独特の作風が特徴です。
また、自身のブランド「TWONIX(トゥニックス)」でグッボイくんTシャツなどのグッズも展開。
再販を待つ声が多いことからも、キャラクター人気が急速に広がっていることが分かります。
グッボイくんの魅力と人気の理由
グッボイくんが人気を集めた背景には、いくつかの要因があります。
- 耳に残る「GOOD BOY!」の決め台詞
- リミックスや二次創作がしやすい余白のある構成
- 本当に存在するアニメと錯覚する完成度の高さ
- 不穏な行動と無邪気な口調のギャップ
これらが相まって、「一度聞いたら頭から離れない」という中毒性を生んだのではないでしょうか。
グッボイくんの曲名は?
グッボイくんの元になっている音源に「正式な曲名」はありません。
TikTokでは「GOODBOY」や「グッボイくん」と呼ばれるのが一般的です。
検索すると「歌」「歌詞」という言葉と一緒に調べられているのは、音源が短いセリフとリズムを持っていて、まるで歌のように耳に残るためだと言えます。
今後、公式に楽曲としてリリースされる可能性もあるのではないでしょうか。
グッボイくんの歌詞はあるの?
グッボイくんには、いわゆる歌詞カードのような決まったテキストは存在しません。
しかし繰り返し登場するセリフは“歌詞っぽい”と注目されており、特に次のフレーズが印象的です。
- 「町さんをおふろにいれてあげてるんだ」
- 「怒った顔がとってもかっこいいんだ」
- 「悪いことを水で洗い流したいんだ」
このように一連のセリフが短いテンポで展開され、最後に「GOOD BOY!」で締められることから、多くのユーザーが“歌詞のように引用”して遊んでいます。
グッボイくんを歌っている人は誰?
グッボイくんの声を担当しているのは、制作者である腕井亭打撲さん本人です。
高めでクセのある声質と、語尾の独特な響きが「一度聞いたら忘れられない」と話題になりました。
一部では「声優が演じているのでは?」と推測されるほど完成度が高く、正体を気にして検索する人も増えています。
まとめ
グッボイくんは、実在アニメではなくTikTok発のオリジナル音源から生まれたキャラクターです。
無邪気さとシュールな行動のギャップ、耳に残る「GOOD BOY!」が話題を呼び、SNSを中心に一気に広まりました。
正式な曲名や歌詞は存在しませんが、セリフの中毒性と作者本人の独特な声が強烈な印象を残しています。
今後はLINEスタンプや新キャラ「グッガルちゃん」の登場も予定されており、さらに人気が続きそうです。
気になった人はぜひTikTokや公式ショップをチェックしてみてください。
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